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2006年12月01日投稿の「塾長の今日の独り言」より一部抜粋
...前略...
上手くなりたいと言う人は、
こんなキツイ仕事であるにも関わらず後を絶たないんですよね。
はぐらかすのが好きな訳じゃないんだろうけど、
絵というのは不思議なもの。
「上手くなりたい」が動機では上手くなれない。
それは、世の多くの健康オタクが必ずしも健康とは限らないのにも似てるかな?
絵で、何を贈りたいか、という志が、
絵心や絵身体の尻を叩いて、
志に見合うだけの絵を日々要求するのですね。
そんな幾歳月かの内に何時か振り返れば、
幾つかの画道の山を越えていたりするもので、
あくまで先導する「志」と言う馬があって、
何歩か後を付いて進むのが絵の様です。
また、
何時、何の絵の時もシャカリキに絵のうまさを発揮するのが良いというわけのものでもない。
絵を通して何を伝え、どういう気持ちになってもらいたいかが第一なのであって、
画力と技量の100%が発揮されているのが、高度であるとも、
良いとも限らない。
それは、超絶技巧のギターバトルが、
ニールヤングの素朴な「孤独の旅路」より「高い」音楽であるとは言い難いのと同様、
絵は、適正に役どころにたたずむのが良かったりもする。
その五割方の仕事が、その人の一杯一杯でなく
ふくらまりを含むものであるために、
広大な絵の地平を胸に持つのは良い事です。
それは生涯地平を拓き続けて、その五割に備えられれば幸せ。
...後略...
そうなんですよね、ほんとに。
こうした絵の道の消息だけれど
広く色んな職責の人の人生百般と通ずるものがあって
参考になればと言う願いでここを拓いた様な訳です。
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